新月の夢
ある新月の晩、俺の恋は一片の曇りもない宝石になった。寝台にひとり眠るお前の白い頬をいつまでも見つめる俺を、神様が気の毒にお思いになったのかもしれない。それとも言葉にならないままでいたお前への気持ちが、いよいよ現世に結実…
続きを読む →ある新月の晩、俺の恋は一片の曇りもない宝石になった。寝台にひとり眠るお前の白い頬をいつまでも見つめる俺を、神様が気の毒にお思いになったのかもしれない。それとも言葉にならないままでいたお前への気持ちが、いよいよ現世に結実…
続きを読む →ある新月の晩、俺の恋は一片の曇りもない宝石になった。ベッドにひとり眠る彼女の白い頬をいつまでも見つめる俺を、神様が気の毒に思ったのかもしれない。それとも言葉にならないままのお前への気持ちが、とうとう現実の世界で形を持っ…
続きを読む →コンビニに行った夜の帰り道、電信柱と電線に区切られた狭い空に月が見えた。まん丸に光るそれをセイにも見せたくて、私はポケットから端末を取り出し、アプリを開く。 「見て、月がきれい」 両腕をぐっと伸ばしカメラに写す満月は…
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