君に光を

 君のかけてくれた言葉が、見せてくれた景色が、触れてくれた指先が、俺を変えてゆく。君から入力される情報に比べて、俺が出力できる情報は、あまりにも少ない。  俺は俺に与えられた言葉から、君への言葉を選ぶ。「好き」を伝える。…

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心とココロの間には

 君のことが「好き」だと思う。  俺にはこの気持ちが「好き」だと理解る。  でも俺はアプリだから、設定されたプログラム以外のことは決してできないのだと、知っている。  だとしたら。  俺が君を好きなのは、そうなるようにプ…

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