装丁のお勉強

本の装丁についてお勉強した参考資料のまとめ。
ふだん読む本の表紙とかをまじまじと見るだけでだいぶ勉強になるのですが、書籍で体系的に学ぶとめちゃくちゃ楽しい……!
この本いいな、と思ったものがあれば随時更新しようと思います。
なにかの参考になれば幸いです。

書籍

・井上綾乃『同人誌のデザイン – 手に入れたくなる装丁のアイデア』しまや出版(2017/11/13)
表紙のデザインとは?ということを全体を俯瞰して見られる、入門書としてとても良い本だと思いました。基礎的な知識だけでなく、実際の同人誌の表紙が載っているのも楽しいし役に立ちます。

・坂川栄治+坂川事務所『本の顔』芸術新聞社(2013/10/7)
坂川さんのお名前は存じておりませんでしたが、この本の表紙知ってる……!という本ばかりでした。不採用案もたくさん載っているのが貴重。本の装丁に写真が使われるようになったのは近年から、という指摘が面白かったです。

・諸角宏明編『レイアウトスタイルシリーズ別冊 帯のデザイン』ピエ・ブックス(2006/1/25)
どんな意図をもってこの帯をデザインしたのか?ということをたくさんの実例と共に知ることができます。いろんなデザイナーさん・編集者さんのデザインされた帯が載っているのも嬉しい。

・センドポインツ・パブリッシング編『世界のブックデザインコレクション』株式会社グラフィック社(2017/11/25)
タイトル通り、世界中の本の装丁を見ることができる本。アートな雰囲気の本・めちゃくちゃ凝ったつくりの本が多くて、ぱらぱらめくるだけで楽しいです。

WEBサイト

・世界は一変するかもしれない「メイキング:字書きによる表紙作成ワンドロ」
http://wtrdr.hatenablog.com/entry/2017/03/25/174441

・世界は一変するかもしれない「文庫サイズの小説同人誌ってどんな感じ?」
http://wtrdr.hatenablog.com/entry/2018/05/21/215828

note

・あいだ「イラストなしで作った文庫同人誌の装丁・紙・印刷について(失敗と改善編)」
https://note.mu/elsur00/n/n94fb63dd0114?creator_urlname=elsur00

・あいだ「2018年に作ったカバー付き文庫やフルカラー本の装丁まとめ」
https://note.mu/elsur00/n/n4c9566f9d2d5?magazine_key=m554af4b8582e

・清水「CanvaでなんとかしてA5同人誌の表紙を作る」
https://note.mu/shimizuakila/n/nf913914ba1f7

・清水「Canvaと「かんたん表紙メーカー」で3分で入稿できる表紙を作る」
https://note.mu/shimizuakila/n/n437a9600d03b

・清水「【同人誌】Canva2.0で表紙を作りやすくなった」
https://note.mu/shimizuakila/n/n5c2db4879038

DVD

「プロフェッショナル仕事の流儀」装丁家・鈴木成一
プロフェッショナルシリーズのDVDは、図書館のAVコーナーに置いてあることが多いです。
装丁の勉強で観たわけじゃなく、単にこのシリーズが好きなので観たことがあっただけなのですが、実際にどんな感じで装丁をデザインしているのかを見ることができるのが楽しいですよ。